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潘めぐみ:「宇宙戦艦ヤマト」で母・潘恵子からサーシャ役継承 親子で人気キャラ演じる

「ヤマトよ永遠に REBEL3199」でサーシャを演じる潘めぐみさん(左)(c)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト3199製作委員会

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」で、声優の潘めぐみさんが人気キャラクターのサーシャを演じていることが11月8日、明らかになった。「ヤマト3199」は、1980年に公開された劇場版アニメ第3作「ヤマトよ永遠に」を原作に、新解釈を加えて再構成したリメークシリーズの最新作。「ヤマトよ永遠に」では、潘めぐみさんの母・潘恵子さんがサーシャを演じており、母から役を引き継ぐことになった。

 11月8日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された「ヤマト3199」の第2章「赤日の出撃」の完成披露舞台あいさつで発表された。潘めぐみさんは「HUNTER×HUNTER」のゴン=フリークス役や「【推しの子】」の有馬かな役などで知られ、潘恵子さんは「機動戦士ガンダム」のララァ・スン役などで活躍してきた。親子で時代を超えて人気キャラクターを演じることになる。

 サーシャは、古代守とスターシャの娘。主人公・古代進の姪(めい)にあたる少女で、物語の重要な鍵を握る。サーシャのビジュアルも公開された。

 舞台あいさつで、潘めぐみさんは「大変光栄で、恐縮なことです。母の元に生まれた運命みたいなものを感じてしまう。ここにこうして立っていることを誇りに思います。この仕事をしている上での誉れです」と思いを語った。

 潘恵子さんはリメークシリーズにマザー・デザリアム役として出演しており、総監督を務める福井晴敏さんは、“親子”の起用理由を「ほかは考えられない。そうするのであったらお母さんの何かしら形で……と『2205』の時から考えていました」と話した。

 「ヤマト3199」は、作家の福井さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当する。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。ヤマトナオミチさんが監督を務める。全7章で、第2章「赤日の出撃」が、11月22日から上映される。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」が2021、22年に劇場上映された。リメークシリーズでは、小野大輔さんが古代進、桑島法子さんが森雪を演じている。

 ◇メインキャスト(敬称略)

 古代進:小野大輔▽森 雪:桑島法子▽サーシャ/真田澪:潘めぐみ▽真田志郎:大塚芳忠▽島大介:鈴村健一▽土門竜介:畠中祐▽揚羽武:上村祐翔▽北野誠也:鳥海浩輔▽南部康造:松本忍▽藤堂信乃:塩田朋子▽神崎恵:林原めぐみ▽藤堂早紀:高垣彩陽▽芹沢虎鉄:玄田哲章▽藤堂平九郎:小島敏彦▽アルフォン:古川慎▽イジドール:堀江瞬▽ランベル:江口拓也▽サーダ:井上麻里奈▽スカルダート:内田直哉

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